第3回目の講義にはREGISTA有限責任事業組合より代表の谷塚　哲氏をお招きし、「スポーツと政策」というテーマのもと講義をしていただきました。
今回の講義は、日本のスポーツ政策の流れの紹介からスタートし、1964年の東京オリンピック以前に整備されたスポーツ振興法から2020年に予定されている東京オリンピックまでスポーツの辿ってきた歴史と未来を見ていきました。
1964年の東京オリンピックが開催された事に関しては国内の歴史上でも大変大きなイベントとして広く知られていますが、オリンピックのためにスポーツ振興法が整備され、スポーツの意義を明確化した事実はあまり知られておらず、受講生の皆さんにとっても新鮮なトピックスとなりました。
その後、2011年にリニューアルされたスポーツ基本法の紹介もあり、今後スポーツ業界に携わっていきたいと考える受講生の皆さんには欠かせない知識を蓄える機会を得ました。
　
講義後半は、グループに分かれ、「ながさきスポーツビジョン」を読んで、「これから私たちに何ができるか？」をテーマにディスカッションをし、短いプレゼンテーションを行いました。
短い時間でしたが、受講生たちは短時間で話し合い、まとめ、発表を行い、事務局としては受講生の皆さんが宿泊研修で培った力を存分に生かしているように思えました。
その後は、政策から見る新たな問題点をご紹介いただきました。