今年度の長崎県スポーツマネジメント人材育成講座は、3月10日から3月11日の2日間の日程で学生を対象に開催しました。
講座1では、「長崎県スポーツツーリズムについて」と題して、長崎県スポーツ振興課長からご説明していただきました。長崎県総合計画”チャレンジ2020″の5つの将来像の中に『交流でにぎわう長崎県』があり、それを達成するための戦略として「交流を生み出し活力を取り込む」「交流を支える地域を創出する」があることが分かりました。地域密着型クラブチーム等を活用した地域活性化策など、具体的な取り組みを紹介していただき学生の理解も深まったと思います。
講座2では、「スポーツツーリズム推進により地域活性化の可能性」と題して、九州スポーツツーリズム推進協議会の杉島代表理事に講義していただきました。まず、国や県のスポーツツーリズムに対する取り組みや他自治体の取り組み事例をご紹介していただきました。
その後、3グループ(スポーツ大会・スポーツ合宿・プロスポーツ)に分かれて、それぞれの意見を出し合いながらアクションプログラムを作成していきました。少しずつ会話も出てきて楽しそうに取り組んでくれていました。
また、学生ならではの意見がたくさん出て、長崎県スポーツコミッションの今後の業務に大変参考となりました。
長崎県の学生には浸透していない”スポーツツーリズム” でしたが、今回の講座を通して、まずは知るきっかけになればと思いました。